インターセクション シンドローム
手首の痛みに超音波!
このブログの記事を読んで来院された患者様がおりました。
以下そのブログです。
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先日、手首が腫れたと言って来院された患者さんが。。。
患者さん『先生!腱鞘炎かな?』 私『どれどれ。。ふふふ。』 傷めた場所がいつものパターンの腱鞘炎とは違う場所だったんですね。
多くは親指の付け根に出るものなんですが、この方はもっと手首よりも上の方なんです。
手首を甲側に曲げたり親指を曲げて手のひらに入れてさらに小指側に手首を曲げる 手首が痛いのに拷問のような。。。。
そんな風にならないように優しく検査しましたら。
私『たぶん、インターセクション症候群かな?』
私『日本語で言うと手の腱が交叉してる所が痛い症候群?』 なにそれ?って感じですね。
『お手々の皺と皺を合わせると、南無~♪』 『お手々の腱と腱が合わさると、痛い~♪』 そんな感じです。。。
つまり 親指を伸ばしたり、外へ開いたりする腱ちゃんと 手首を甲側に曲げる動きの腱ちゃんが 擦れて傷めたんですね。
その患者さん、手作業や指を動かす動作を繰り返すお仕事なんです。
固定して動かさないのがベストなんですが、 仕事は休めない 水仕事もやってます。
なので超音波治療器と鍼を併用した施術を行っています。
写真は親指方向に行っている腱と手首方向に行っている腱が交叉している場所を表してみました。
ここが痛くなったり腫れたりしたら腱ちゃん同士が喧嘩したと思って下さい。
写真はそれを表現したものです。 患者さんの手ではないですが、すじっぽい手ですので解りやすいでしょ?
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この記事を読んだ患者様は看護士さんでやはり手先や指をよく使うのですね。 超音波と鍼でかなり改善されましたよ。